第92回アカデミー賞授賞式のレッドカーペットに、映画『アナと雪の女王2』のエルサの声を演じた松たか子さんが出席されました。
世界のエルサが、どれほど豪華で煌びやかな衣装で現れるのかと注目の中、松たか子さんは落ち着いた着物姿で登場され、綺麗、さすがと話題になっています。
総絞りの着物でかなり高級な着物らしいのです。
そこで今回は、松たか子さんの着物について見ていきます。
松たか子アカデミー賞の着物が総絞り
第92回アカデミー賞授賞式のレッドカーペットに、松たか子さんが着物姿で登場されました。
【アカデミー賞】松たか子、美しい着物姿でレッドカーペットに登場https://t.co/YXvqRdr2Ix
世界のエルサ女優たちと『イントゥ・ジ・アンノウン』を歌う。アカデミー賞授賞式で日本人が歌唱を披露するのは初めて。 pic.twitter.com/CtYsNlYZ3V
— ライブドアニュース (@livedoornews) February 10, 2020
日本代表として世界各国のエルサ女優と共にレッドカーペットに降り立った松は、白地に金があしらわれたしっとりとした着物姿で魅了。松はこの大舞台に「どう緊張すればいいかわからないというか」と高揚感でいっぱいの様子で、「でも自分以外のエルサと一緒にいるというのはそうそうあることではないので、とっても貴重な時間だなと思います。楽屋はエルサだらけで! キャッキャッキャッキャ言っていて(笑)」と楽しげに明かした。
出典元:シネマトゥデイ
松たか子さんの着物、画像を拡大したら 総絞りだって分かりますよ~。 pic.twitter.com/YqWNXdgymQ
— あつこ (@hime_road) February 10, 2020
所作も文句のつけようがなく素晴らしいです。
すごく品があり、松たか子さんでよかったと思えます。
松さんの雰囲気にもあっており、とても綺麗な着物で、美しいです。
総絞りで驚きの値段
松たか子さんがお召しになられている着物は、かなり高級なものらしく総絞りの着物になります。
総絞りとは
「総絞り」は着物の布地全体を「絞り染め」という技法で染め上げた着物のことです。絞り染めとは、布地を糸で括ったり器具で挟んだりして防染した後に染料で染める技法のことをいいます。染め方や使用する器具・糸によって様々な名前で呼ばれており、例えば京都で受け継がれてきた絞りの代表的な技法のひとつとして「京鹿の子絞り」があります。染め上げた模様が子鹿の斑点に似ていることからこのように呼ばれています。
「括り」「染め分け」「染め」と呼ばれる3つの工程を経て完成。
それぞれ職人さんが複雑な作業を丁寧に手塩にかけて作られているので、値段もその分高くなります。
こちらに絞りの技法が紹介されています。
とても細かい作業ですが、その出来上がりはとても素晴らしいです。
着物の相場は?
松たか子さんのお着物、地味だ、演歌歌手みたいな派手な着物で、などというツイを見かけましたが。
総絞り(白目)に高麗屋の家紋(白目)だなんてあそこに並んでるエルサの中で一番高いお召し物よ・・・下手すると8桁よ— よーとろん😎 (@hjortron03de2) February 10, 2020
数十万円~数百万円という幅で購入できるようです。
松さんが着られているいるものは、松さんのために作られているとなると
かなりお高いのではないでしょうか。
松たか子の着物、パッと見は地味だけど、総絞りの友禅に四つ花菱(高麗屋の家紋)らしい。
欧米受けしそうな金糸銀糸ガッツリ使ったド派手な着物じゃなくて、反対の上品さを持ってくるのもすごいねえ。 pic.twitter.com/bFsRuiKkeR— ぽん: アラフォー1人目妊活 (@JongMe714) February 10, 2020
そして高麗屋の家紋が入っているようです。
松たか子のレッドカーペットでの着物が素晴らしかったなあ。総絞りに波上松紋。松は金糸の刺繍かな。帯の地紋が花菱七宝繋ぎ。花菱って幸四郎の紋ですよねえ。シンプルで素敵。
— barny (@pripribarny) February 10, 2020
松たか子さんの着物は高麗屋の四つ花菱家紋に着物の布地全体を「絞り染め」という約50種類以上の技法で器具で挟んだり一粒づつ糸を括っていく細かい作業を施し、防染した後に染料で染める熟練の技術が必要。
帯含めて1000万以上の着物をさらっと着こなすのが日本美らしくていい! #action954 pic.twitter.com/FLUBa3wXGR— へっぽこ みねぽん (@heppoko_minepon) February 10, 2020
まとめ
松たか子さんのお着物について見てきました。
松さんらしく気高く凛としていてとても美しいです。
落ち着いた雰囲気もとても素敵です。
着物が素敵なのはもちろんですが、やはり松たか子さんの品の良さがあるからこそ
より一層美しくみえるのでしょう。
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