お香はいい香りでリラックスさせてくれたり癒してくれるだけではありません。お香は他にも様々な効果があります。
古くから馴染みのあるお香ですが、お香の種類によって効果が違ったり、焚くといい場所などがあります。
今回はお香がもたらしてくれる効果など詳しく調べてみました。
お香とは
日本のお香の歴史は古く、仏教徒ともに飛鳥時代に伝わりました。それまで日本では、檜や杉など自然の香りが主流でした。
仏教と共に、煉香(ねりこう)の作り方が伝わりそれまで直接燃やしていたものから、間接的に燃やして香りを楽しむようになりました。
平安時代になると、貴族たちが香料などを独自の配合で自分の好きな煉香を作るようになり優雅な遊びになりました。部屋や着物に香りを焚き、各々の香りを競う遊びが流行っていました。
鎌倉時代になると貴族の優雅な遊びから変わって、武士のスタイルへと変わっていき、今のようなお焼香もこのころから定着しはじめ身近なものになっていきました。
リラックス効果
お香にはリラックス効果があります。今はアロマが沢山お店には並んでいて手軽に楽しむことができるのでとてもいいです。しかし、アロマとは違った優しい香りがお香にはあります。
植物など天然の物で作られているお香は、火や煙によってさらに癒され落ち着いたり、気分を切り替えリフレッシュすることができます。
香りは脳の大脳辺縁系というところに直接働きかけ、リラックスさせます。ストレスも脳が感じているので、その脳を香りで癒すことによりストレスを和らげることができます。
香りの種類も様々なものがあるので、その時の気分に合わせて効果的に使うことができます。
リラックスできるので、眠る前に自分のお気に入りのお香を焚くことで、安眠にもつながります。お香の香りは副交感神経に働きかけ、鎮静効果のあるお香は安眠にも効果的です。
眠る前に使うときは、きちんと消えるのを待つか、消してから眠るようにしてください。
焚くといい場所
お香には浄化作用や邪気をはらい、開運効果があるとされています。
お香を焚くといい場所はあるのでしょうか。
玄関
お客様をお迎えする家でとても大切な場所です。
風水でも綺麗にしておいた方がいい場所です。
玄関が汚れていたりすると悪い気が集まってしまい、良い気がはいってこなくなってしまいます。
玄関は綺麗にして、いい香りでお客様をお迎えしたい場所なんです。
おトイレ
おトイレには邪気がたまりやすいと言われています。そのためおトイレでお香を焚くのは効果的です。
掃除して綺麗にした後におトイレでお香を焚くことで、空間をリフレッシュして、金運アップにもつながります。
火を使わないものを置いておくだけでも効果的です。
リビング
人が集まる場所なので悪い気も溜まりやすいです。
家族みんなが長時間ゆっくりリラックスする場所でもあります。
お香を焚いていい気を呼び込みましょう。
私はリビングでは気分転換のために焚いたり、最近ついてないなと感じる時によく焚いています。気分に合わせて焚いているので、いい香りにいつも癒されています。
雨の日や、気分が暗くなってしまっている時に焚くのもおススメです。
お香の種類
お香にはたくさん種類があります。いくつかまとめてみました。
白檀(びゃくだん)
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女性に人気がある香りで西洋名はサンダルウッドといいます。古くから使われていてアロマなどにも使われています。
爽やかな香りと甘さがあります。扇子を開いた時の匂いが白檀の香りなので馴染みがある人も多いのではないでしょうか。
喉の痛みなどを和らげ、リラックスや鎮静効果が高いと言われています。
精神を安定させる効果もあります。ヨガ、瞑想などの時に使用することで効果もあがります。
乳香(フランキンセンス)
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白檀と同様に古くから使われています。
西洋名はフランキンセンス。
木の樹皮を傷つけてると樹脂が分泌されます。乳白色に固まった樹脂がお香などの原料になります。
西洋では教会などで焚かれており、とてもなじみのある香りとして親しまれています。
女性に人気のある香りで、鎮痛効果、免疫力を上げる効果などがあります。こちらも、ヨガや瞑想の時などに使用されることが多いです。
沈香(じんこう)
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沈香(じんこう)は甘い香りが特徴的です。
樹液が固まり樹脂になります。
この樹脂長い時間かけて化学変化を起こして独特な香りを漂わせるようになったものが沈香です。
人口的に作ることは難しいため、希少価値が高くなっているそうです。
木が成長するのに20年、沈香が出来るまでには更に50年もの長い年月がかかります。
まとめ
いかがでしたか?
今回はお香を焚くといい場所とお香の種類についてまとめてみました。
お香には空間を浄化したり、邪気を払ってくれる効果があることがわかりました。
香りによっても様々な効果があるので、気分に合わせて香りを選んで使いたいですね。
ぜひ興味のある方は、自分にあったお気に入りのお香を見つけて生活にお香を取り入れてみてください。
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