40代、50代になってくると、「そろそろ終活を始めた方がいいのかな」と悩んでいる人もいるのではないでしょうか。
平均寿命も80歳を超え、人生100年ともいわれるようになりました。
まだ先が長いと思うか、立ち止まって色々考えるか人それぞれだと思います。
始めてみると自分の見直しになったり、本当に必要なことや、やりたいこともみえてきます。
終活はいつから始めたらいいのか、40代で始めるのがいい理由など書いていきます。
終活とは?
終活という言葉は聞きなれてきましたが、実際どんなことをしていけばいいのでしょうか?
Wikipediaによると終活とは「人生の終わりのための活動」の略。 Wikipediaより引用
人生の終わりのための活動と聞くと、もっと高齢になってから始めるものなのではないかと思ってしまいます。しかし、まだ早いと感じる30代、40代のうちから始めてもメリットはたくさんあります。
決して早すぎることはありません。
40代から終活を始めるメリット
40代はまだ、働き盛りです。しかし、若い頃に比べると体力も衰えてきて、健康だと言えることも少ないです。
健康だと思っていても、いつ何があるのか分からない年代になってきています。
私はストレスから働くことが出来なくなり、いつ何があるのか分からないなと思い、終活をしようと考えました。
断捨離
40代で始めるといっても、まだ先は長いので本格的にすることはありません。
しかし、毎日生活している場所には、必要ではない物も沢山あります。万が一自分に何かあった時身近な人の負担を減らすためにも、生前から整理はしておきたいものです。
不要な家具や、洋服、小物などなど。家には使っていない物が大切にしまわれています。
自分が動けて判断できるうちになるべく整理しておきたいです。年齢があがるにつれ、1人で多くの物を片付けするのは体力的にも大変になってしまいます。
遺品整理も多すぎると残された人に、かなりの負担になります。こどもになるべく迷惑はかけたくありません。
不要なものを手放し片づけをしていきましょう。本当にこれから必要なものなのか、不要な物などみえてきて、気持ちも整理されていきます。
スッキリとした部屋で気持ちも新たに生活していけます。
口座の整理など
カードや印鑑、通帳など自分にしか分からないことがあります。残された人は困ることが沢山あります。
使ってないところは解約するなどして、自分以外の周りの人でも分かりやすくまとめておくなどおきましょう。
まとめることによって、見直しにもなりこれからの管理も楽になります。
また、パソコンやスマホなどの管理も記しておくと分かりやすいでしょう。これらも本人にしかわかりません。
解約方法、パスワードなど記しておくと、残された人も分かりやすいです。
知られたくない物は消したり、見られないように厳重に管理しましょう。必要ないところは退会するなど減らしていきましょう。保管はしっかりしましょう。
しかし、今後も便利な物ができていくと増えていくかもしれません。その都度見直しをしていくといいですね。
エンディングノートを書く
今は専用の物も売られています。専用のノートの方が書き込みやすいですが、書くのは普通のノートなどでも大丈夫です。
あまり難しく考えずに書いてみましょう。自分が病気になった時のこと、子どものこと、お金のことなど、何かあった時どうしてほしいか書いておきましょう。
周りの人に対しての感謝の気持ちなども綴っておくのもいいと思います。いつ何があるか分かりません。後悔しないように普段から伝えるのもいいですね。
遺影の写真を撮る
子供の頃と違って、なかなか写真を撮る機会少なくなってしまいます。
お葬式には必ず遺影が必要になります。亡くなってから忙しい時にいい写真が見つからないなんてことがないように、撮っておきましょう。
今は、フォトスタジオでプロのカメラマンが綺麗にとってくれます。
家族写真などど一緒に撮る人も多いようで、遺影の撮影といっても暗いイメージではないようです。
まとめ
いかがでしたか?
40代から終活を始めるメリットをまとめてみました。
終活というと、60代、70代から始めるものだと考えてしまいます。まだ、体も元気で健康なためあまり危機感はありません。
しかし、40代から始めることで、一旦身の回りや、自分自身と向き合うことができます。本当に自分がやりたいことも見えてきます。
これから掛かるお金の事や、お葬式の事など勉強になることもあります。
終活という言葉は寂しいとか後ろめたいイメージをもってしまいますが、これからをよりよく生きていくためのうち一つだと感じました。
毎日を当たり前のように過ごせること、周りの人にも感謝の気持ちを持つことが出来ます。
終活は今までを見つめなおし、これからの自分の在り方を考えるいいきっかけになります。40代でやってみると、これから先の人生も前向きに楽しんでいけます。興味のある方はぜひ、終活を始めてみてください。
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