現在もダンサーとして活躍されている田中泯さん。俳優としても活躍されていますが、田中さんは「俳優」という肩書は間違い、誤解などと語っています。
今回は田中泯さんとはどんな方なのか、独特なダンスが凄くダンサーの肩書へのこだわりなど調べてみました。
田中泯のプロフィール
名前:田中泯(たなか みん)
生年月日:1945年3月10日
出身地:東京都
身長:180㎝
職業:舞踊家
田中泯さんは、クラシックバレエを学び、その後アメリカンモダンダンスを学び、1966年21歳からモダンダンサーとして活躍されています。
モダンダンスとは、ヨーロッパにおける正統的な舞踊であったバレエを否定して、20世紀初頭に生まれた新しい舞踊の形態です。踊り手を精神的・肉体的に因習から解放し、自然な身体芸術としての舞踊を追求した結果生まれたダンスだといえるでしょう。
モダンダンスの発端となったのは、アメリカの女流舞踊家イサドラ・ダンカンです。彼女は古代ギリシアに自由な踊りの姿を認め、バレエの衣装を脱ぎ捨てて、はだしで踊りました。その自由で情熱的な踊りは、ドイツをはじめヨーロッパの舞踊に広く影響を及ぼしました。日本においては、現代舞踊・創作舞踊あるいは前衛舞踊を含めてモダン・ダンスと呼ぶことが多く、理論的・体系的にきわめて曖昧です。
モダンダンスというのは、こういうのがモダンダンスということが難しくとても曖昧なダンスのようです。
シンプルな衣装を身にまといはだしで踊ることが多いようです。
田中泯の経歴
田中泯さんは、1974年より従来の型にはまったダンスに反発するようになり、独自のダンスを始めました。
劇場、ライブハウス、日常的な場所や野外などダンスの場所を選ぶことなく、様々な場所でダンスを披露していました。
田中泯さんのダンスは『ハイパーダンス』と呼ばれて、世界的に評価されています。
私が知っているダンスとは違いますがとてもパワーを感じます。私はダンスについては詳しく分かりませんがとても熱い物を感じ惹きつけられて見入ってしまいます。
田中泯はダンサー
田中泯さんの公式サイトには下記のように書かれています。
オドリは個人に所属できません
私は「名付けようもないダンス」そのものでありたいのです。 田中泯I am just dancer.
Dance cannot belong to individual.
I want to be “dance” itself which is non named. Min Tanaka
俳優と呼ばれることを嫌われているようです。
田中泯は長いキャリアの中で、主に1980年代〜90年代 暗黒舞踏の創設者である土方巽に敬意を表し「舞踏公演」と銘打ったパフォーマンスを行ったことは過去に多数ございます。しかしながら、土方巽の死後 国内外問わず急速な発展を遂げてきた一つのジャンルとしてカテゴライズされた舞踏に一切の関心をもってはおりません。残念ながらこれらのことを発言し続けてきたにもかかわらず、誤った表記として『BUTHO舞踏家(ぶとうか)』または最近では『俳優』の表記もございます。近年では 本人の希望により、表記が必要な場合はすべて『ダンサー』、もしくは「舞踊家」とさせて頂いただいております。よろしくお願い申し上げます。
俳優として活躍されていますが、演じること、自身の体を使って表現するということは田中さんにとって全てがダンスなのかもしれません。
田中さんの強いこだわりと真っ直ぐな想いが感じられます。
田中泯「場踊り」
田中泯さんは『場踊り』とも表現されています。振付などは一切決められおらず、その場所の空気に溶け込んで即興で踊っていると言います。
田中さんは何かを表現する仕事について、ジャンル分けする意味がないともおっしゃられています。
田中さんというジャンルなのかもしれません。
「場踊り」も田中さんの世界観を知ることが出来ます。
見てしまうと最後まで目が離すことが出来なくなってしまう不思議な力があります。
気になる方はチェックしてみて下さい。
田中泯の家族は?
田中泯さんは現在74歳です。お孫さんもがいてもおかしくはありませんね。
田中さんのご家族についてしらべてみましたが、ご家族のことは分かりませんでした。
結婚しているのかについても知ることは出来ませんでした。
田中さんはテレビ出演も少なく、バラエティー番組などにでることもありません。プライベートなことについて明かされることが少ないのです。
田中さんの著書『僕はずっと裸だった』がありますが。この中でも田中さんの私生活はあまり書かれていません。
私生活は明かしていかないスタイルなのかもしれませんね。
農業活動
田中泯さんは40代以降、山梨県に移住して農業活動に取り組んでいます。
ただ農業をしているのではなく
農業を礎とした日常生活をおくることでより深い身体性を追求。初源的な人類の表現行為であったであろうダンスへの深い想い、そして、なぜ人間はダンスを必要としたのだろうか?という命題は通底して彼の独自のダンスと共にある。「私はダンスの可能性を信じたい。踊りは万能ではない、しかし、信じ得ることを表現する力はまだある!と思っている。」
農業とダンスにつながりを感じ、農業をすることでダンスを追求しているようです。
現在も農業をしていて農産物を販売することもあるようです。
チマタの噺に出演
2019年7月23日(火)24時12分~25時00分放送の『チマタの噺』【世界的ダンサー・田中泯が57歳で俳優デビューのワケ】に田中泯さんが出演されます。
74歳で現役ダンサーとして活躍する田中泯▽57歳で俳優デビューした驚きのワケとは!?踊りへの恐るべき執念とスローな私生活もセキララ告白
田中泯さんに迫っていく番組になっているようです。
情報が少ない田中さんがどんなことをお話しされているのか気になります。
まとめ
ダンスが素晴らしい田中泯さん。
俳優さんなのかと思っていましたが、ご本人は俳優という肩書が嫌いなようで、公式サイトなどには注意が目立つように書かれています。
ダンサーとして信念や哲学を感じます。俳優さんもダンサーも体を使って表現するところは同じなので、ダンサーに通じているのでしょう。
他の人とは違う唯一無二の田中泯さんなのだと思いました。
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