片耳難聴 生まれつきで見た目で分からない!困ること不便なこと

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綺麗な桜が咲いていますね。こんにちは、halです。

私は生まれつき片耳が難聴です。片方は全く聞こえません。

でも、普通に日常生活で会話はできますし、普段の生活では聞こえないということを意識していません。それぐらい聞こえてる人と同じ感じです。たぶん。

今は聞こえない時、隣に座って話すときなどは、相手の方に「聞こえないので場所変わってください」と言えるようになったのですが、子供のころは言えずに困ったこともありました。

困ったこと、伝えたことでよかったことを書いていきます。

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いつ分かったのか、治せない難聴

難聴だと分かったのは、小学校の聴力検査です。

あまり記憶にはないのですが、学校でわかって市民病院からどこかの大きな病院に行きました。

両親に連れられて、電車に乗って行きました。

ついてからは、ベットみたいなところに横になって口元に何か当てられ、意識をなくす。

初めての全身麻酔でした。何をされたのか分からず起きたら頭が少しふらふらしてたのを覚えています。

先生はおじいちゃんで優しい方でした。鼓膜が破れているのではなため治せないと言われましたが先生は、「聞こえない人は沢山いるからね。でも普通に生活できるから大丈夫だよ。」

と小さい私にも分かりやすように話してくださいました。当時はふーんぐらいでしたがこの言葉はずっと私の支えになってます。

片方の耳を大事にすること、あまり大きな音で聴かない、イヤホンはあまりよくないからどうしても使いたい時はヘッドホンがいいね、でも短めにね。などちょっとしたことも教えてくださいました。

とはいっても、私は両方聞こえていたわけではなく、元々聞こえないのが普通なので

「えっ、両方聞こえるのってどんな感じなのかな」と不思議に思っていました。

まだ1年生だから重く受け止めず、難聴ってなに?という程度でしたが、母は泣いていました。

普通に話せるし、聞こえてるのになんで泣いているのか、私は普通じゃないのか、悪いことをしたのかその時は母の気持ちを理解できませんでした。

大人になった今は、母の気持ちもよく分かります。

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しだいに気づく不便さ

 

成長するうちに、難聴を実感することが日常に多くあります。

小さいときはよく内緒話をしますが、全く聞こえないのでこれには困りました。

でも小さい私は聞こえないということをなかなか言えませんでした。体勢をかえたり、聞こえる方の耳を向けたりとにかく聞くことに集中するだけでした。

毎年ある聴力検査も嫌でした。今なら「難聴です」と先に言えますがその頃は人見知り、そもそも先に言うという考えがなかったので、検査した後聞こえないから、残ってまた検査するというのが嫌でした。

聞こえない事を分かってるのに何で残らなければいけないのと思っていました。毎年プールにはいってもいいかという先生の診断をもらいに行きました。

市民病院の毎年検査してくれてた女性がとても優しくて大好きでした。あと、検査するためのちょっと暗いこじんまりとした部屋も落ち着きました。

大人になっても、飲み会や、聞こえない方から話しかけられると無視してる状態になってしまうので、気をつけていました。

周りが騒がしいところだと、普通に話しても聞き取りにくいときもあって集中していました。

そのため疲れることも多いです。

ヘッドホンは別々の音が流れてると何を聞いてるのか分からずちょっと不便を感じます。

またどこから音が出てるのか、呼ばれてるのか方向が分からないなど少しの不便はあります。

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伝えた方が疲れない

 

長いこと親しい人以外には難聴であることを言いませんでした。会話はできるので敢えて言う必要もなかったし、その時だけ気をつけて聞いていればいいと思っていたからです。

でも、年齢を重ねるとなんとなく前より聴力が悪くなってるのではと感じることがあります。

そのため聞こえない時は聞こえないと勇気をだして伝えるようにしたところ、みんな「あっ、そうなんだ」と驚くけど、場所を変えてくれたり、聞こえるように話してくれるので、今まで言わないで勝手に気疲れしていた自分が恥ずかしくなりました。

伝えたからといって、変な目で見る人はいないし、普通に接してくれます。

聞こえないのになんとなくで返事していた時もありました。この方が相手に対して失礼ですよね。もしかしたらここで誤解が生じる場合もあります。

相手のことよりも自分のことばかりでした。

言ったら何かいわれるとか、本当に失礼だと過去の私に言いたいです。みんな優しいし、変な目で見る人もいません。どれほど私は周りの人を悪くみていたのでしょう。

ちょっとしたことでの不便さは感じるのは仕方ありません。店員さんの声が聞こえない、音の方向が分からないなど。

でも本当に日常では私自身も忘れてしまうほど、なんの支障もありません。

自分のとらえ方、考え方によって良い方にも悪い方にもかえられます。

治らないからうまくストレスなく過ごした方がいいです。思ってる以上に周りの人も気にしてません。だから聞こえないときはこれからもちゃんと伝えていきます。

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まとめ

人それぞれ言いにくいこともあるかもしれません。自分が思ってるより、周りの人はとても優しいです。

ちょっとの勇気で今まで悩んでたのは何だったんだろうと思えます。

悩んでいても何も変わりません。勇気を出して行動してみると、とてもやさしい世界がひろがります。

そして、皆様も耳は大事になさってください。

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