カンニング竹山ツイッターで辛い時お笑いを見てくれ芸人らしい主張

３１日、カンニング竹山が自身のツイッターを更新しました。痛ましい事件が起こり、世間で話題となっている「死ぬなら１人で死ね」論争に自身の思いを綴りました。

「死ぬなら１人で死ね」は芸能界でも沢山の人が持論を語っています。複雑な背景や環境から一言では語ることができない難しい問題です。

カンニング竹山　「死ぬなら１人で死ね」に言及
竹山の発言には同意の意見が多数
多くの著名人が発言
まとめ

カンニング竹山　「死ぬなら１人で死ね」に言及

お笑い芸人のカンニング竹山が３１日、ツイッターを更新。ネットなどを中心に巻き起こっている「死ぬなら１人で死ね」論争について言及。１人で悩んでいる人へ「死ぬな！死にたくなったらお笑いを見てくれ！」と芸人としての主張を繰り広げた。

川崎市で起こった小学生を巻き込んだ殺傷事件。卑劣極まりない事件を起こした犯人へ、落語家の立川志らくらは、幼い子供を持つ立場から「死ぬなら１人で死んでくれ」とコメントした一方、社会福祉の専門家である藤田孝典氏は「そういう非難は控えてほしい」と訴え、賛否両論を巻き起こしている。

これに竹山は「死ぬなら一人で死ね、藤田氏の論争が巻き起こっている」と切り出し、「ちょっとだけ違和感があるのがメディアもその意見が正解のような報道になりすぎている気がする事だ」と印象をつぶやいた。

そして「その意見も重々理解はできる」とした上で「でも俺はこうだ！死ぬな！死にたくなったらお笑いを見てくれ！我々芸人はその為にいます」と、追い詰められそうになったとき、辛い時、お笑いを見て笑って欲しいと訴えていた。

出典元：Yahoo!ニュース

全ての人がお笑いで解決できるとは限らないが、辛い時や苦しい時にお笑い番組をみていると次第に笑えるようになったり、少しだけ明るい気持ちになることができます。

カンニング竹山がメディアを通じてお笑いという自分の出来ることをするのは、誰かのためになっているのではないかと思います。

竹山の発言には同意の意見が多数

死ぬなら一人で死ね,
藤田氏の論争が巻き起こっている。
ちょっとだけ違和感があるのがメディアもその意見が正解のような報道になりすぎているような気がする事だ。
その意見も重々理解はできる。でも俺はこうだ。
死ぬな！死にたくなったらお笑いを見てくれ！我々芸人はその為にいます。
(俺以外^_^)

— カンニング竹山 (@takeyama0330) 2019年5月31日

様々な意見がある中、今回の竹山の発言で、芸人さんが辛い人に元気になってほしいという気持ちで仕事をしている人がいることは嬉しくなりますね。

本当に辛い時は、お笑いを見ようとか、テレビを見る気分になることも難しいですが。

誰かを元気にしようとか、笑ってほしいと思って出来ることをしようとすることはすごくいい考え方だと思います。

根本的な解決には至らないかもしれませんが、笑うことは病をも治すこともあるくらいなので、きっかけにはなるのかなと思います。

多くの著名人が発言

「死ぬなら１人で死ね」論争には多くの人を巻き込んでいます。

事件が発生した2019年5月28日朝。「ひるおび！」内で、落語家の立川志らくさんは、容疑者が自身の首を刺し死亡したことを受け、「なんで子供の弱い、そういうところに飛び込んでくるんだ」「死にたいなら1人で死んでくれよって。なんで子供の弱い、そういうところに飛び込んでくるんだ」と怒りを露わにしていました。

同じ日の午後に「川崎殺傷事件『死にたいなら一人で死ぬべき』という非難は控えてほしい」というタイトルで、生活困窮者を支援しているNPOほっとプラス代表理事の藤田孝典・聖学院大学人間福祉学部客員准教授が書いたものが「Yahoo！ニュース個人」にあがりました。

この二人の発言にネットでは様々な意見が寄せられ、著名人も発言しています。

文筆家の古谷経衡さん、ロックバンドTHE虎舞竜の高橋ジョージさんらは自身のツイッターで反論しています。

ジャーナリストの江川紹子さんも29日、「Yahoo！ニュース個人」に記事を寄せています。

古舘伊知郎、ニッチェ江上も番組内で意見を述べていました。意見を出すのは良いことだと思いますが、ただどちらが正しいかを出すのではなく、お互い思いやりをもって、違う意見も聞いて尊重していくことも大切だと感じます。