8月27日、『マツコの知らない世界』で『バウムクーヘンの世界』が放送されます。バウムクーヘンの魅力を伝えるために、バウムマニアの中でもトップの田辺マミさんが登場します。
バウムマニアは全国に9000人いるそうなんです。そしてバウムクーヘンとバームクーヘンには違いがあるとか。
今回は、バウムマニアトップの田辺マミさんや、バウムクーヘンとバームクーヘンの違いなどについてみていきます。
田辺マミはバウムマニア
名前:田辺マミ
年齢:50歳
バウムマニアのトップの田辺さんは、「バウムクーヘン三昧」というサイトで管理人をされています。そこではかしっくすとうい名前で活動されています。
サイトにはお願いとして、バウムクーヘン好きの一般人と書かれていて、家族などの調査はしないでほしいといった趣旨が記載されていました。
田辺さんは、バウムクーヘンが好きで活動されていますが、あくまでも一般人なので公表はされていないようです。
しかし、番組では軽く自己紹介的なものがあるので、もう少し詳しいことが分かる可能性は高いです。
サイトは2004年から運営されていて、メンバーは現在9000人。10000人目指して頑張っているようです。
マツコの知らない世界をみて、バウムマニアが増えるといいですね。私もバウムクーヘンが好きなので興味はあるので、入ってみようかなと考えてます。
現在、バウムマニア仲間とバンドを組んで自作曲を制作中なんだそうで、バウムクーヘンが好き過ぎて活動の場が広がっています。
田辺さんはとても真面目な方なのか、バウムクーヘンが好きすぎるのか、マツコさんが脱線しようとすると怖い顔をされて、話を戻していました。マツコさんに怖いと言わせ、しっかり進行をされていました。
とても良いキャラをされています。
バウムクーヘン?バームクーヘン?発音の違い?
バウムクーヘンとバームクーヘンって同じものだと思っていたのですが、何やら違いがあるようです。
何が違うのでしょうか?
バウムクーヘンはドイツ発祥の焼菓子です。ドイツ語で『Baumkuchen』
『Baum』は木、『kuchen』はケーキの意味です。
真ん中にドーナツのように丸い穴が空いていて、断面は樹木の年輪のように何層にも重なって綺麗な模様が出来ています。
「バームクーヘン」と表記されることもありますが、「バウムクーヘン」と表記したほうがドイツ語の発音に近いとのことで特に発音や表記に違いはないようです。
言いやすいほうでいいみたいですね。
バウムクーヘンには基準があった
本場のドイツでは、国立ドイツ菓子協会によってバウムクーヘンの基準が厳しく厳密に決められているというのです。
その条件は
材料にベーキングパウダーを使用していないこと。(ベーキングパウダーは膨らし粉、入れることで生地を膨らませることが出来ます。)
油脂はバター以外のものを使ってはいけない。
材料の割合はバター、小麦粉、砂糖1に対して、卵を2とする
添加物は使用しない
この条件をクリアしないと本場のドイツではバウムクーヘンを名乗ることもできないし、販売することもできません。
厳しい条件があったのですね。日本で上記の条件を満たしたバウムクーヘンを販売するのは、設備や賞味期限の問題などがありとても難しいといいます。
日本ではバームクーヘンが多いのも納得ですね。
日本では違いはない?
バウムクーヘンとして厳しい決まりが定められているのは、ドイツでの事です。
日本では、明確な違いはないようですね。配合もお店によって様々ですし、味のバリエーションも豊富です。
日本人の好みに合わせてアレンジもされています。触感もフワフワのものもあれば、しっとりしたものもあり、選ぶのに迷ってしまうぐらい種類がたくさんあります。
ドイツのバウムクーヘンはずっしりしているんだそうですよ。
本場のバウムクーヘンも一度は食べてみたいです。
ドイツではお菓子の王様
日本では多くの人に親しまれて、馴染みのあるバームクーヘン。
しかし、ドイツのバウムクーヘンは日本とはまるで違うといいます。
ドイツではバウムクーヘンは「お菓子の王様」と呼ぶこともあるようで、日本のようにどこにでもあって手軽に買えるものではないのです。
日本では、パン屋さん、洋菓子屋さん、コンビニなどにも置いてありますが、ドイツでは専門店で買うのが一般的。
お祝いやクリスマスなどに贈る高級菓子の扱いで、ドイツでは食べたことがない人も多いそうです。
バウムクーヘンを作るのに専用のオーブンも必要、技術も必要、バウムクーヘンを作る職人になる資格が必要になのです。
それだけ、ドイツの人には伝統の味を大切にしているのです。
日本では親しまれているバームクーヘンとは全く違うことに驚きですが、伝統の味を守り続けているのは素晴らしいことだと思います。
ズーセス ヴェゲトゥス
店主の森美香さんは、ドイツで約9年間修業し国家資格である製菓マイスターの称号を取得されています。
ほどんどの作業をお一人でされているということで1日に10本以上焼くことも。女性でバウムクーヘンを作られるのは体力もいるしとても大変なことだと思います。
見た目もかわいいバウムクーヘンです。はちみつの焦げの苦みと甘さが美味しいバウムクーヘン。
こちらからお店のバウムクーヘンを購入することができます→ONLINESTORE
定番の商品と、季節限定の商品があってまよってしまいそうなぐらい魅力的なバウムクーヘンです。
カーべー・カイザー
『カーベ・カイザー』は阪神甲子園駅から徒歩で約8分くらいのところにあります。近くには甲子園球場があります。
カーベ・カイザーは西宮で40年前からある昔ながらのケーキの老舗で、ここのバームクーヘンは皇太子さまにも献上されました。
カーべー・カイザーのバームクーヘンしっとりしています。安心安全を目指し、原材料にもこだわり丁寧に作り上げられたバウムクーヘンは、今まで食べていたバームクーヘンとは違い、一口食べれば誰もがその違い、おいしさに感動することでしょう。
ホームページでバウムクーヘンや焼き菓子など通信販売しています。こちらから購入できます→バウムクーヘン
お値段は少し高めになっていますが、納得できる美味しさです。
幻のバウム!DERBAR(デルベア)
1日1、2本しか作られない幻のバウムクーヘン。『DERBAR』は奈良にあります。ネット販売のみのお店で、作られるバウムクーヘンは大変な人気。そのため現在は数年待ちという状況で、幻のバウムと言われるほどになっています。
伝統的な製法で、1本1本丁寧に作られています。体にも優しいものをと。すべての素材にこだわっています。
国産、有機、無添加で赤ちゃんでも安心して食べることが出来るバウムクーヘン。
甘さは控えめでしっとりしたバウムクーヘンに、驚きと感動を味わうことでしょう。
他とは全く違うバウムクーヘン、一度でいいから食べてみたいものです。
動画では、丁寧な作業を見ることが出来ます。熱いのに丁寧に気泡を潰していくところも見られます。
量産されているバームクーヘンとは違い、ムラがあったりしますうが、またそれが手作りの良さでもあります。
本場のドイツでは生クリームなどと一緒に食べることもあるようです。
まとめ
知れば知るほど奥が深いバウムクーヘン。本場ドイツでは、伝統の味を守るため、厳しい条件で守られていました。
しかし日本ではアレンジされて、様々なバームクーヘンを楽しむことが出来ます。
バウムマニアというものがあるのは初めて知りましたがとても気になります。本場のバウムクーヘンもいつか食べてみたいものです。
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