2020年1月14日、後払い決済サービス『Paidy(ペイディー)』を悪用した詐欺行為が、メルカリなどで行われているとして、話題になっています。
Paidyを使った詐欺に対して、注意喚起が促されています。
Paidyを使った詐欺とはどのような手口なのでしょうか、また対策などはあるのでしょうか。
Paidyを使った詐欺がメルカリなどで横行!
メルカリで商品購入
無事に商品が届いたと勘違いしてメルカリ支払い完了
後日、家電屋からも請求がくる
購入者の情報で後払い通販を受け取らせ、メルカリで金を盗む手口
気付いた時には出品者(犯人)ドロン
こんな詐欺が普通に落ちてますよ
途中で気付いて良かったー#メルカリ #詐欺 #paidy pic.twitter.com/g4CdVZQl10— caa (@carjapan5) January 10, 2020
Paidyを使った詐欺とは
メルカリで商品を購入
商品が届きメルカリで支払い
後日、Paidyからも請求がくる
商品を購入した人が、メルカリとPaidyの両方に料金を支払う、2重払いをさせられてしまうのです。
この方法で、出品した人はリスクがなく稼げてしまうのです。
Paidy詐欺の手口とは?
Paidyを使った詐欺の手口とは、どのようなものなのでしょうか。
【paidy悪用詐欺とは】
①詐欺師が無在庫でネットフリマ、オークションに出品
②詐欺師はpaidyを利用して通販サイトから落札者宛に商品発送(落札者は知り得ない)
③落札者は届いた商品で受取連絡してしまう
④翌月、落札者へpaidyから支払い請求がくる
⑤詐欺師に代金支払済で二重払い状態発生— メタルスライム(ベンツマン@株式板) (@Benzman_kabu) January 13, 2020
- 出品者がメルカリに商品を無在庫で出品
- 出品者はPaidyを利用して、通販サイトなどから商品を購入
- 購入した商品を、落札者に発送
- 落札者は、メルカリなどに支払う
- 出品者はPaidyからの支払い請求を無視
- Paidyの請求は、翌月商品の発送元になっている落札者のもとに
なぜこのようなことが起こるのかというと、それはpaidyのシステムに在ります。
Paidyでは、商品を購入した人物から料金の支払いが確認できない場合、
商品の受取者に支払い義務が発生するというシステムになっているのです。
そのため、出品した側がPaidyからの支払い請求を無視し続けることで
Paidyから落札者のもと、商品を受け取った側に支払い請求がされるのです。
paidy詐欺の対策は?
Paidyを使った詐欺に合わない為にはどうすればいいのでしょうか。
出品者から届くはずの荷物の送り主が、家電量販店から直接発送されたものは受け取らない
公式の画像が使用されている所から購入しない
などなかなか難しいです。
しかし、気をつけないと2重にい払うことになってしまうので、
発送元には十分気をつけましょう。
なお、大手家電通販サイト(ビックカメラ、ヤマダ電機)はpaidyの利用を既に止めているので、事態は徐々に収束に向かうと思われる
しかし翌月請求時に詐欺被害発覚ということもあり被害報告はこれから続々出てくるかと#paidy利用詐欺— メタルスライム(ベンツマン@株式板) (@Benzman_kabu) January 13, 2020
なお大手家電量販店、ビックカメラ、ヤマダ電機などは既にPaidyの利用を止めているようです。
ビックカメラは着払い返品すれば、支払いは発生しないといいます。
まとめ
Paidyを使った詐欺について見てきました。
大手家電量販店はPaidyの利用を止めており、ビックカメラは着払い返品すれば、支払いは発生しないと回答されています。
これ以上被害は拡大することは少ないとは思いますが、支払い請求が翌月なので被害が発覚することもありそうです。
便利ではありますが、十分注意しないといけませんね。
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