人の目が気になって緊張してしまうとき

沢山の人がいるところだと緊張して、上手くできなかったり、ほかの人が自分をみてどう思っているのか気になって仕方ない人もいると思います。

私も見られていると緊張してしまい、見られていることが気になり集中できませんでした。また、失敗したらどうしようと考えてしまうので、自分の力を出すことができませんでした。

ネガティブ思考で、「どうせうまくできない」といつも思っていたのですから、できるはずがありません。

ただ、このままだと精神的にもあまりよくありません。人よりも周りのことに気いたり敏感なだけなので、自分の得意なこと苦手なことを受けいれていくことで、ずっと仕事もしやすこなります。

少しの事でも動揺してしまう

人の目が気になる人は、周りの人の顔色やこえ、しぐさなど意識してなくても気になってしまうものです。

顔色がいつもより悪いな、体調良くないのかな。

声のトーンで怒っているのかな、もしかしたら自分が何かしたのかもと色々考えてしまいます。

作業のほかに、ほかの人を気にしていては上手くできることも出来なくなってしまいます。

怒られたりしてる人がいると、まるで自分に言われてるように感じてしまいます。

胸がしめつけられるほど苦しくなり、仕事も思うように出来なくなってしまいます。

気持ちをすぐに切り替えることがなかなかできないので、その日1日は簡単なことでも失敗してしまうことも多く、動揺してパニックになってしまうという悪循環に陥ってしまうこともあります。

自分には関係のない、ほんの些細なことをきにしてしまうあまり、1日中引きずってしまうのでとても辛いです。

真面目で完璧を求める人も多く、失敗してはいけないというプレッシャー、失敗したら恥ずかしいという考えから、なかなか行動できなかったり、慎重に進めていくので周りに比べて遅くなってしまうこともあります。

人よりも敏感に受け取ってしまう性質なので受け入れていくことで、気にならなくなっていきます。

仲間外れにされたくない、上司にきらわれたくない、という思いが強く自分の意見を言わずに、周りに合わせてばかりいると、辛くなってしまいます。

周りの人と違うことをしたら、変な目で見られてしまうかもしれない、バカにされるかもしれない、本当は一人でゆっくりしたかったのに、一緒にランチをしたり、嫌な飲み会に参加したり自分の本当の気持ちに蓋をしてしまいます。

周りばかりきにして何年も過ごしていては、いつか限界がきてしまいます。

時には周りに合わせることも必要ですが、いつも我慢をしていては自分で何も決められなくなってしまいます。

なぜ、人の目が気になるのかを突き詰めていくと、今まで漠然としていた不安がよりはっきりとしたものになります。

嫌われるのが怖いのはなんでなのか、を考えると一人になりたくないとか、一人でいるとバカにされる、恥ずかしいからというかんじで書き出したり、考えていくと本当は何が不安だったのかということが分かります。

人の目を気にしてしまうひとは、「自分なんてどうせできない」と自己肯定がとても低いです。

自分に自信がなくて、判断して決めることもできません。

周りにゆだねるのではなく、自分できちんと決めていくことで自信も持つことができます。人はそれぞれ違って当たり前なのですから、全部を合わせていく必要もありません。

自分がしたいこと、好きなことをしていくうちに、他人と違ってもいいんだと納得もできるようになり、嫌われるのでないかという恐怖心もなくなります。

自分がほかの人の、些細なことや、物音など敏感に受け取っているので、他の人も同じなのではと思ってしまいます。

しかし、そこまで気にしている人はあまりいません。周りに気を使うのはいいのですが、あまり合わせてしまうと、他人に振り回されてしまう人生になってしまいます。

他の人と意見が違うからといって、どれが正しくて間違ってるわけでもないのです。

自分とちがう意見や見方があってあたりまえです。人と違ってもあまり深く考えなくていいのです。

自分がどんなに考えても他の人がどう思っているのか分かりません。相手のことを考えているつもりでも、それはあなたの勝手な思い込みかもしれません。

あなたが笑われてしまうかもと思っていても、相手は「頑張ってほしいな」と応援してあたたかく見守っているかもしれません。できるのを知っているからあえて厳しくする人もいるかもしれません。

いくら考えても他人の気持ちまで完璧にわかることはないのですから、気にしすぎないことが一番です。

人の目が気になってしまう人は、相手のことをよく見ていて細かいところまで気が付くことができるひとです。

決して悪いことではありませんが、気にしすぎてしまい失敗してしまうこともあります。

そのため、自分はできないとか、優柔不断なんだと自分を責めてしまうこともあります。

性質なので、気にしすぎない、他の人は見ていないと決めていくと、緊張して失敗してしまうことも少なくなってきます。性質を知って受け入れて上手く付き合っていきましょう。