7月30日放送の『セブンルール』に田沢あかねさんが出演されます。田沢あかねさんは、累計発行部数63万部という大ヒットを記録している『ことば選び辞典シリーズ』の編集を担当した方なのです。
誰でも自分の思いや気持ちを表現することができるSNSという場所があります。私は、ブログを書いていますが、もっといい表現はないかな、自分に語彙力があればと思うことが多々あります。
語彙力があると様々な言葉で表現することができ、相手にもより伝わりやすくなります。
今回はそんな大ヒットを生み出した田沢あかねさんの経歴や学歴、辞典などについて調べてみました。
田沢あかねのプロフィール
名前:田沢あかね
年齢:29歳(2019年7月現在)
出身地:静岡県
好きな物:古典、妖怪、コミック全般
田沢あかねさんは、幼いころから本が好きで何でも読んでいたといいます。図書館で本を借りるのはもちろんの事、家庭の医学や国語辞典、電話帳まで読んでいたそうです。
本当に活字が大好きなんですね。さらには商品のパッケージの裏側を読むまでに。
辞典はまだまだ知らないことも多くて新しい発見もあり読む人も多いのではないでしょうか。私も好きで読んでいました。
田沢さんは、幼いころから本や言葉、活字に触れることが大好きだったのが分かります。
田沢あかねの経歴や学歴
田沢あかねさんは、高校生の時には、法学や化学、薬学に興味があり将来の進路に迷っていたと話されています。
しかし、古典の授業で平家物語との出会いが田沢さんの心を突き動かしました。壮大な物語、時代を超え読み継がれていく壮大な物語、長編作品という作り手のエネルギー全てに圧倒されたのです。
古典文学への興味が沸き、田沢さんは京都大学に進学、卒業後は大学院へ進み「平家物語」「保元物語」などの研究に夢中でした。
大学院1年目も終わろうとしていた時、「日本語に関係する仕事がしたい」と漠然とではありましたが、考えていました。
参考書や、辞典といえば学研だなと思い、学研の社員のインタビューを読んだそうです。インタビューを読んだことで、学研の就職試験を受けることを決めました。
入社後、田沢さんの第一希望は辞典編集部でしたが、学習参考書を作るチームに配属されました。
辞典編集部は新入社員は入れないということで、当面は無理かもと諦めていましたが、1年後の面談で辞典編集部にいきたいと伝えると、あっさり異動が決まりました。
念願叶って辞典編集者になったものの、田沢さんの想像していた以上にレベルが高く困惑してしまいました。
「辞典づくりは、かなり細部まで編集者自身の専門的知識が問われるんです。作業も緻密で、分量も多い。異動してからの半年くらいは、これはなかなか大変な部署に来たぞと感じていました」
と当時の心境を語っています。
言葉選び辞典
言葉選び辞典は2003年に創刊されました。本や辞書が好きな方や文章を書く方から高く評価されて3000部というヒットを出していました。
そして更に爆発的な大ヒットをしました。
「さらに注目を浴びたきっかけはTwitterです。本書を利用されている方のおすすめ発言がきっかけで、昨年、趣味や仕事で創作をされている方々に一気に広まりました。その後も定期的に口コミが広がり、今年の夏にも、直木賞・芥川賞の発表翌日にたまたま大きな動きがあったんです。そうしたら受賞作を差し置いてAmazonの総合ランキング1位を獲得したんですよね。本当に驚きました」
と田沢さん。
このツイートがさらなる大ヒットのきっかけになりました。
Twitterでは文字数が限られていて、制限がある中で自分の伝えたいことを的確に言葉で表現しなければなりません。
伝えたいことを言語化できないと文字にして伝えることができない、短くても記憶に残るような表現も必要になってくるため、SNSで誰もが表現することが出来る今、言葉で伝えたいと多くの人が悩んでいることを解決してくれる辞典がヒットしたのでしょう。
コンパクトで使いやすい
言葉選び辞典シリーズはコンパクトです。
従来の辞典は重くて持ち運びも大変です。
昔の辞典のイメージとは変わってきて手に取りやすくなりました。
|
調べたい時にサッと調べることも出来てとても便利です。
小さくて軽いので持ち運ぶ時にも苦労しません。
ネットだと調べたいことを的確に調べることが出来ます。
しかし辞典は調べたい言葉も見つけることが出来ますが、それ以上に違う言葉を見つけることが出来たり、新たな発見もあるのが辞典の良いところだと思います。
脱線しすぎてしまう時もありますが、それもまたいいものですよね。
違う表現ができる
ツイッターやブログなどでも使っていると、段々使っている言葉が毎回同じになってしまったり、似たような表現になってしまいます。
そんな時に辞典を利用することで、ちょっとした言い回しの違い、表現の仕方を変えることが出来ます。
また、人とは違った表現をすることで印象にも残りやすくなりますし、短く的確な言葉を使うことで相手にもより伝わりやすくなりますね。
多くの人が使っているSNS。
どうしても似たような言葉になってしまうのも仕方ないのですが、ちょっと変わった表現が出来ると書いていて楽しくなりますし、読み手にもインパクトを与えることができるのではないでしょうか。
漢字の使い分け辞典
言葉選び辞典シリーズには「漢字の使い分け辞典」もあります。
漢字の変換でどっちだっけと迷うこともしばしばあります。分かっているようでわかってないなぁと思ったり、曖昧なままにしていることもありますよね。
パソコンは変換してくれてとても便利なのですが、沢山でてくるとどれだっけと合っているのか不安になってしまうので本当に便利だと思います。
文章を書かなくても、読むだけでも楽しめそうです。
いくら便利になったとはいえ、表現するのは自分なので知っておいて損はありません。
セブンルールに出演
次回 7月30日(火)よる11時オンエアの「#7RULES ( #セブンルール)」は、SNSで話題!異例のヒットを記録している「美しい日本語選び辞典」や「感情ことば選び辞典」など、テーマごとに使える言葉をスマホサイズにまとめた類語辞典の企画編集に携わる編集者 #田沢あかね に密着📚! pic.twitter.com/S6Vd7uiMhz
— 7RULES (セブンルール) (@7rules_ktv) July 27, 2019
7月30日放送の『セブンルール』に田沢あかねさんが出演されます。
異例のヒットを記録する「ことば選び辞典シリーズ」の編集者に密着!“言葉”を愛し、“言葉”と向き合い続ける彼女が大切にしていることは?
番組では田沢さんに密着。田沢さんが大切にしていることに迫るそうです。
多くの言葉に触れて言葉を選びながら大切に話される田沢さんが、番組でどんなことをお話しされるのでしょうか。
気になる方はぜひチェックしてみて下さい。
以前番組で取り上げられた、夏にぴったりで映えるかき氷が食べられるお店がこちら。大人気のかき氷のお店です。他では食べられないかき氷。
まとめ
田沢あかねさんは、辞典を使う人の立場になって時代に合わない物は差し替えるなど納得のいくものを作り上げました。
そんな田沢さんの相手のことを思う気持ちが今までの辞典とはちがい、多くの人に届いたのでしょう。
言葉の力は凄いなと改めて感じました。
コメント