「網戸をちゃんと閉めているのに、なぜか虫が入ってくる……」
そんな経験はありませんか?
窓を開けて風を入れたいだけなのに、気づくと部屋の中に小さな虫がいる。
網戸を確認しても破れている様子はなく、「いったいどこから入ってきたの?」と困ってしまいますよね。
しかも、原因がわからないまま虫よけグッズを買っても、本当に必要な対策なのか判断しにくいものです。
網戸を閉めているのに虫が入る原因は、網の破れだけとは限りません。窓と網戸の位置関係や隙間、モヘアの劣化、網目の大きさなどが関係している場合もあります。
この記事では、虫が入ってくる原因を確認しながら、自宅でできるチェック方法と原因に合わせた対策を紹介します。
「まずどこを見ればいいの?」という方は、気になるところから一つずつ確認してみてください。
網戸を閉めているのに虫が入る原因は?
網戸を閉めているのに虫が入ると、最初に「網戸が破れているのかな?」と考える人も多いと思います。
もちろん網の破れは原因の一つですが、見た目には問題がなくても、窓と網戸の位置や隙間などが関係していることがあります。
まず確認したいのが、窓と網戸の位置です。
引違い窓では、窓の開け方や網戸の位置によって、窓と網戸の間に隙間ができる場合があります。
特に、窓を少しだけ開けて使っているときは、窓の種類によっては網戸との間に隙間ができることがあります。
YKK APでも、引違い窓の網戸について、網戸のフレームにあるモヘアと窓のフレーム部分を重ね、隙間を作らないことがポイントとしています。
次に考えられるのが、網戸そのものの劣化や隙間です。
網に小さな穴が開いていたり、網戸と窓の隙間をふさぐモヘアが劣化していたりすると、虫が入りやすくなる場合があります。
そして、「網も破れていないし、隙間も見当たらない」という場合は、虫の大きさにも目を向けてみましょう。
網戸には網目の大きさに違いがあるため、網目より小さな虫は通り抜ける場合があります。
YKK APでも、網目が細かいネットほど小さな虫が入りにくくなると説明しています。
このように、虫が入ってくる原因は一つとは限りません。
「網戸は閉まっているから大丈夫」と考えるのではなく、窓と網戸の位置、隙間、網の状態、虫の大きさを順番に確認すると、原因を見つけやすくなります。
虫が入るときのチェックポイント
原因がいくつもあると、「結局、どこから確認すればいいの?」となってしまいますよね。
そこで、まずは特別な道具を使わなくても確認できるところから見ていきましょう。
最初に確認したいのは、窓と網戸の位置関係です。
網戸を閉めた状態で、窓と網戸のフレームがどのように重なっているか確認してみてください。
窓を半開きにしている場合は、隙間ができていないかも見てみましょう。
ただし、窓の種類によって正しい使い方は異なります。
位置が合っているか判断できない場合は、メーカーの取扱説明書や公式サイトで確認するのが確実です。
次は、網そのものの状態を確認します。
小さな穴や破れは、普段使っていると気づきにくいものです。
網戸を閉めた状態で室内側から光に透かして見ると、傷んでいる部分を見つけやすい場合があります。
そして、忘れずに見ておきたいのがモヘアです。
モヘアは網戸のフレームについている毛状の部材で、網戸と窓の隙間をふさぐ役割があります。
毛がつぶれていたり、一部が抜けていたりしないか、近くで確認してみてください。
さらに、網戸を動かしたときの状態も気にしてみましょう。
「以前より動かしにくい」「途中で引っかかる」「閉めてもフレームが斜めに見える」といった場合は、網戸のズレなどが関係している可能性があります。
ここまで見ても問題が見つからなければ、網目より小さな虫ではないかも考えてみましょう。
大きな虫は入らないのに、細かい虫ばかり入ってくるのであれば、網目の大きさが関係している可能性があります。
また、網戸に問題がなさそうなのに虫が入る場合は、網戸以外の侵入経路も確認してみてください。
たとえば窓やドアの周辺など、ほかに隙間がないかを見てみると、意外な場所が原因になっていることがあります。
確認する場所を整理すると、次のようになります。
- 窓と網戸の位置
- 網の穴や破れ
- モヘアの劣化
- 網戸のズレや傾き
- 網目より小さな虫ではないか
- 網戸以外の侵入経路
全部を一度に確認する必要はありません。
まずは、窓と網戸の位置、網の破れ、モヘアの3つから見てみるとよいでしょう。
虫が入る原因に合わせて対策
原因がある程度わかったら、次はその場所に合った対策を考えます。
すべてを一度に変える必要はありません。
たとえば網に破れがあるなら網を補修する、隙間が気になるならモヘアなどを確認するというように、原因が見つかったところから対応していけば大丈夫です。
網に穴や破れが見つかった場合は、補修や張り替えを検討しましょう。
小さな破れであれば補修用品で対応できる場合がありますが、破れが大きい場合や網全体が傷んでいる場合は、張り替えを検討する方法もあります。
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モヘアの劣化や隙間が気になる場合は、自宅の網戸に対応した補修部品や隙間対策用品を探してみましょう。
ただし、網戸によって部品の種類や取り付け方法は異なります。購入する場合は、対応する網戸の種類やサイズを確認してください。
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小さな虫が気になる場合は、網目の細かい網戸への張り替えも選択肢になります。
網目が細かいほど小さな虫が入りにくくなる場合がありますが、網目の大きさによって通気性や見え方などにも違いがあります。
「虫を防ぎたい」という目的だけでなく、普段の使いやすさも考えて選ぶことが大切です。
そして、網戸を確認しても原因が見つからない場合は、網戸以外の侵入経路も確認してみましょう。
窓やドアの周辺などを見直してみることで、別の場所から入っている可能性にも気づけます。
原因をできるだけ絞ってから対策することで、必要以上に用品を買わずに済む場合もあります。
虫よけグッズ使うなら確認したいこと
網戸の状態を確認して、必要な補修もした。
それでも虫が気になる場合は、虫よけグッズを追加する方法もあります。
ただ、「虫よけ」と書いてあるからという理由だけで選ぶのではなく、自宅での使い方に合っているかを確認することが大切です。
まず確認したいのは、どこで使う商品なのかです。
屋内用なのか屋外用なのか、網戸に取り付けるタイプなのかなど、商品によって使用場所が異なります。
次に、対象となる虫を確認してください。
虫よけ用品でも、対象となる虫が商品ごとに異なる場合があります。
さらに、使用方法や使用期間、取り付け方、注意事項なども確認しておきましょう。
楽天市場などで商品を探す場合も、価格や口コミだけで決めるのではなく、メーカーの商品情報や販売ページに記載されている内容を確認してから選ぶと安心です。
網戸を閉めているのに虫が入るときのチェックリスト
「確認する場所はわかったけれど、あとで忘れそう」という方は、次の項目を順番にチェックしてみてください。
最初からすべてを調べる必要はありません。
上から順番に確認して、気になるところが見つかったら、そこから対策を考えていけば大丈夫です。
- □ 窓と網戸の位置を確認した
- □ 窓と網戸のフレームが正しい位置にあるか確認した
- □ 網に穴や破れがないか確認した
- □ モヘアがつぶれたり傷んだりしていないか確認した
- □ 網戸がズレたり傾いたりしていないか確認した
- □ 網目より小さな虫ではないか考えた
- □ 網戸以外の場所から入っていないか確認した
「網戸はきれいなのに、モヘアがかなり傷んでいた」など、意外なところが見つかることもあります。
まずは、目で確認できるところから一つずつ見ていきましょう。
それでも虫が入るときは?
ここまで確認しても虫が入ってくると、「網戸をちゃんと閉めているのに、まだ入ってくるの?」と困ってしまいますよね。
網戸は虫の侵入を防ぐためのものですが、完全に密閉するものではありません。
YKK APでは、網戸と窓の間には開閉のための隙間があり、モヘアなどでその隙間をふさぐ構造になっているものの、完全な密封状態にはならないと説明しています。
また、虫の種類や大きさによっては、網目を通り抜ける場合もあります。
そのため、網戸の使い方や状態に問題がなくても、虫が入ってくることはあります。
それでも頻繁に虫が入る場合や、網戸に破損があるものの自分では原因が判断できない場合は、無理に修理せず、メーカーや専門業者に相談する方法もあります。
まとめ
網戸を閉めているのに虫が入るときは、網の破れだけでなく、窓と網戸の位置や隙間、モヘアの劣化、網目の大きさなども確認してみましょう。
「網戸は閉めているのに、どこから入ってくるんだろう?」と思ったら、まずは窓と網戸を閉めた状態で、位置・隙間・網の破れをチェックしてみてください。
原因が見つかれば補修や張り替え、隙間対策など、必要なところだけ対策できます。
いきなり虫よけグッズをそろえるのではなく、まずは今の網戸を一度確認するところから始めてみましょう。

