かつてダウンタウンと同じ賞レースを争っていた芸人さん竹井輝彦さんをご存知でしょうか。
竹井さんは元ビッグブラザーズでコンビで活動してて、知る人ぞ知る凄い方なんだとか。
7月15日(月・祝)に放送されるドキュメンタリー番組『ひとモノガタリ』(NHK総合)に竹井輝彦さんが登場します。
今回は、お笑いを諦めずに続けているという竹井輝彦さんについて調べてみました。苦しい時でも決してお笑いをやめない理由も明らかに。
竹井輝彦のプロフィール
本名:竹井輝彦(たけい てるひこ)
生年月日:1965年9月17日
出身地:徳島県阿南市
竹井輝彦さんは、暴走族だったそうです。やんちゃだったのですね。そのころはかなり暴走族も多かった年代だったはずです。
竹井輝彦の経歴
竹井輝彦さんは暴走族を経て、松竹芸能養成所で酒田薫さんと漫才コンビ『ビッグブラザーズ』を結成しました。
竹井さんはボケで、酒田さんがツッコミ担当。
デビュー2年目の1988年2月にNHK大阪放送局主催の『昭和62年度 第18回NHK上方漫才コンテスト』で優秀賞を受賞しました。
その後も数々の新人コンクールで賞を受賞する人気、実力があるコンビでした。
当時の松竹には若手漫才師がいなかったので周囲から『期待の星』と呼ばれていたほど実力のあるコンビでした。
そしてダウンタウンと同じ賞レースを争い、『吉本のダウンタウン、松竹のビッグブラザーズ』と並び称されるほどだったようです。
その後、2日とは些細なケンカをきっかけに1990年、結成4年でコンビを解散してしまいます。実力があって、期待もされていただけに残念で仕方ありません。
解散後は竹井さんはピン芸人として活動、酒田さんは俳優として現在も活動しています。
竹井輝彦の現在
解散後は一時、吉本興行に移籍し、東京で活動していたこともあったといいます。その後再び松竹芸能に戻りました。
副業で浅草でスナックやバーを経営していたことも。しかしお笑いは続けていました。
松竹芸能30年所属後に2018年10月から太田プロ養成所14期生です。
2019年現在は東京に拠点を移して、下北沢にて呼び込みお笑いライブを主催しています。
週に一度、自主ライブを企画していますがお客さんの入りは一桁、悪いときにはゼロという状態。
竹井さんはお笑い以外にも色々なことをしているのですね。苦しい時もあったはずですがそれでもお笑いをやめないで続けてこられています。
それだけお笑いに情熱をもっている方です。
ネット配信番組でコンビで漫才
最近のものかは分かりませんが、ビッグブラザーズとしてのお2人の動画がありました。
これは竹井さんが出演しているネット配信番組『男の娘おしゃべりくらぶ』で数十年ぶりにコンビで漫才を披露したもののようです。
やはり数々の賞を受賞されているだけあって面白いです。
ひとモノガタリ「ダウンタウンになれなかった男」
NHK総合で7月15日、~
かつてダウンタウンと同じ舞台で賞レースを争った53歳の芸人。今は見る影もない。それでもお笑いをあきらめない意外な理由とは?
竹井輝彦、53歳、芸人。かつてダウンタウンと同じ舞台で賞レースを争っていた。しかし、コンビ解散後は鳴かず飛ばず。今は所属事務所もない。毎週ライブを企画するも客は数人、ゼロの日も。一度は頂点に近づいた男が、底辺を這いずり回る日々。それでも彼は、お笑いを絶対にあきらめない。その意外な理由とは?
なかなか売れることが出来なかった竹井さんですが、お笑いを諦めることなく現在も続けています。
諦めないのには何か深い理由がありそうですね。
酒田かおるの現在
酒田かおるさんは、現在は俳優として活動されています。
1959年7月15日生まれで、趣味特技はギター演奏、ものまねだそうです。
ドラマや映画、CMに出演されています。
「てっぱん」「再生の町」「あすか」「バブル」
エースコック「イカ焼きそば」
強面のお顔をしていますが、朝ドラの常連で朝ドラにはよく出演されています。味のある名わき役を演じられています。
竹井輝彦がお笑いを諦めないわけ
竹井輝彦さんの故郷・徳島には母が暮らしています。
竹井さんにお兄さんがいたのですが、その兄は竹井さんが生まれる前4歳の時に、近所の子どもに殺されてしまいました。
それ以来、母は笑うことを忘れてしまいました。竹井さんにはそんな母をもう一度笑顔にしたい!という使命感が沸き上がりました。
竹井さんはお笑い芸人を目指し、高校卒業後に実家を出ました。
何十年経ってもその思いは変わることはありません。
どんなに売れなくて厳しいときがあってもお笑いを続けてきたのには、竹井さんの優しい思いがありました。
そんなにつらい過去があったとは、涙がとまりませんでしたし、そんな心がきれいな優しい竹井さんは強い人なんだなと感じました。
竹井さんならもう一度きっと輝けると思います。頑張ってほしいです。
まとめ
ビッグブラザーズとして数々の賞を受賞し、周りからも期待されていました。
しかし、コンビは解散。竹井さんはピン芸人として活動するものの、なかなか売れることが出来ずに表舞台から姿をけしてしまいます。
それでも決して諦めることなくお笑いにかける情熱は誰よりも熱い物を持っているのだと思います。
竹井さんはとても熱いハートの持ち主でした。今回のテレビ出演をきっかけにライブにたくさんのお客さんがきてくれるといいですね。そして、テレビなどで活躍して沢山の人を笑顔にして、お母様も笑顔でたくさん笑ってほしいです。
諦めないで続けてきたお笑いの道で、ぜひともまた再び輝いてほしいです。
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