神戸市立東須磨小学校での教員間いじめ問題では、あまりにも酷い内容、新たな事実が発覚するなど人としてどうなのかと思うところが多くあります。
週刊文春の取材で強要罪の疑いのある新たな犯罪行為が報じられました。
新たないじめ問題が明らかに
【今日の話題記事】
第1弾:神戸・東須磨小学校イジメ教師は後輩男女教諭に性行為を強要した
#神戸教員いじめ #スクープ速報 #週刊文春https://t.co/oMYBfVh6Ph— 文春オンライン (@bunshun_online) October 16, 2019
時期は昨年末ごろ。加害教師4人組の1人で、30代男性のA教師が、後輩教師の男女に対し、「お前ら、今日やらんかったら知らんぞ」などと脅迫の上、性行為を強要し、その証拠画像を撮影して送るよう指示していた。さらに「(証拠画像は)汚いからオレの携帯には送ってくんなよ」と命じた上、動画が報道されている「激辛カレー強要事件」の被害者であるX先生の携帯に、その画像を送らせたことも分かった。
学校を通じてA教師にこの件について取材を申し込んだが、締め切りまでに回答はなかった。
出典元:文春オンライン
これまでにもいじめとは呼べないような酷いこが報じられてきましたが、
新たないじめが発覚しました。
報道の他に新たな事実が
文春では、あまりにも酷い出来事があったことが報じられています。
ダイエットを命じられたり、体重増加を命じられていました。体重の増減は加害教師らに管理されていたと言います。
三十代半ばのAは、加害教師うちの一人で、車の屋根に土足で立っていた人物。
被害者教師Xは20代男性、ダイエットを命じられる。
被害者教師Zも同じく20代男性、療養を余儀なくされている。
被害者教師Yは20代女性で体重増量を命じられました。
Aから性行為を強要されたY先生とZ先生は、拒否の意思を示したが、
「お前ら、(さっき言ったことを)今日やらんかったら知らんぞ
「ネットで拾った画像を送って来ないように」と、Y先生の手に、黒いペンで目印となるマークを付けたのだ。
「(証拠画像は)汚いからオレの携帯には送ってくんなよ。Xの携帯に送れ」
などと命じたそうです。
強要罪にあたる
イジメの範疇を越えた、唾棄すべき事件である。
ハラスメント事案に詳しい山田秀雄弁護士が語る。
「セクハラ、パワハラで、民事で損害賠償請求の対象になるのは当然として、刑法上の強要罪にあたる可能性もあります。先輩が後輩らに、言う通りにしないと学校にいられなくするぞ、いじめるぞ、などと害を加えることを告知し、脅迫した上で、無理やり義務のないことをやらせていたのであれば構成要件を満たす。親告罪ではなく第三者が刑事告発することも可能です」
ワイセツ画像の受け取り役にされたX先生も、強要事件の被害者といえる。出典元:文春オンライン
第223条 生命、身体、自由、名誉若しくは財産に対し害を加える旨を告知して脅迫し、又は暴行を用いて、人に義務のないことを行わせ、又は権利の行使を妨害した者は、3年以下の懲役に処する。
親族の生命、身体、自由、名誉又は財産に対し害を加える旨を告知して脅迫し、人に義務のないことを行わせ、又は権利の行使を妨害した者も、前項と同様とする。3 前2項の罪の未遂は、罰する。
引用元:Wikipedia
被害者のX先生は2017年4月赴任してきました。
同じ年に加害教師の中で最年長であり、唯一の女性Cも赴任してきました。
いじめは2018年春以降とされていますが、
セクハラ被害を受けていた元同僚の女性教師は以下のように話しています。
「X先生が赴任して、早い段階から乱暴な扱いはあったように思います。職員室では呼び捨てにされていましたし、月日が経つにつれて、『ほんまクズやな!』とX先生をなじる声も聞こえるようになりました。女性のC先生は言葉だけでなく手も足も出る人で、グーでX先生を殴るところを何度も見ています。他の学校ならありえない光景でした」
2018年4月には、三十代後半の男性教師Dが赴任。
「うちの職員室、メチャメチャやで」と友人に打ち明け、
気づけばDもいじめに加担。
加害教師4人が揃い、これ以降いじめはますますエスカレートしていきました。
Aは昔から幼稚だった
文春の取材に高校でクラスが同じだった男性が呆れながら、
Aは昔から人間性の幼稚な男だったと話しています。
「反抗してきそうもないクラスメイトに『ウンコまみれ』とあだ名を付け、周囲にもそう呼ばせようとしていました。今回のイジメを彷彿とさせるような悪戯も当時からよくやっていましたけど、先生の前では従順で、校内で問題視されることはありませんでした」
体格のいいAは高校時代、サッカー部に所属していたという。
「Aは『東大を目指す』と言っていましたが、(中高一貫校の)中学入試組の中では落ちこぼれの部類でした。仲のいい同級生が神戸大を目指していると知ると、『アイツには無理やろ』と陰口を言い、センター試験の日に、『アイツが何年かかって神戸大に入れるか賭けよう』と持ち掛けてきたのには閉口しました。また、思わず人間性を疑ったのは、偏差値の低い私立大学に推薦入試で合格したクラスメイトが教室に入って来た時、ボソッと『負け組が来たぞ』と呟いたことです」
Aは二浪の末、大阪教育大学に入学したそうですが、
子どもが好きだという話をAの口から聞いたことはないという。
Aは別の学校でもセクハラをしていたことも明らかに。
いじめ行為が50項目にも及び、
「AはX先生に何度も車で送迎をさせていますが、屋根に乗って跳ねたりするだけでなく、足でドアを閉めたり、車内にタバコの吸い殻が入ったペットボトルの水をこぼしたりしています。車の窓から無理やり出ようとした時は、それを撮影していた妻から、Aが後で『いつかパワハラで訴えられるで』と言われたと、X先生に笑いながら喋っていたといいます」
自分のしていたことを悪い事だと自覚するどころか、
周りに笑いながら言いふらしていました。
最後に
加害者教員4人が謝罪をしましたが、中でも40代女性教員の謝罪文が
かわいがってきた、本当に辛いなどの言葉が並べられており、
本当に教員なのか、社会人なのかと疑いたくなってしまうものでした。
強要罪は第三者が刑事告発することも可能ということで、実名報道されるのも
時間の問題かもしれません。
コメント
暴行罪や傷害罪は非親告罪なので被害者が許そうが被害届が出ていなかろうが、警察は捜査・立件することもできます。不満がある人や時間のある人は兵庫県警や近畿管区警察局に通報・苦情・情報提供するといいと思います。 「近畿管区警察局 メールボックス」「兵庫県警 ご意見」等で検索すれば見つかります。外野が法に触れずにできることはここまでのような気がします。