2019年9月25日、横浜高校の野球部で、責任教師の金子雅部長(42)が部員に対し暴言や暴力を繰り返しているとして、現役野球部員から問題視する声が上がっていると報じられました。
この件を受け、横浜高校は9月28日付けで解任したことを明らかになりました。
この横浜高校野球部の問題について調べてみました。
金子雅部長と平田徹監督を解任
9月28日付けで金子雅部長(42)と平田徹監督(36)を解任したことを発表しました。
【横浜高野球部 監督と部長解任】https://t.co/oKE437n8PX
横浜高は、野球部指導者による部員への暴言や暴力があったとして、 監督と部長解任と平田徹監督を28日付けで解任した。部長が暴言を吐いたことと、監督が生徒の首付近をつかむなどが確認され、処分が決まった。
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) September 28, 2019
金子雅部長、平田徹監督ともに、以前はしていないと否定していましたが、報道された内容はおおむね事実だったことを認めています。
葛蔵造校長は
「被害を受けた部員の皆さま並びに世間をお騒がせしたことを深くお詫び申し上げます。学校の監督不行き届きを反省し、再び繰り返されることがないよう注意していきたい」
とコメントしました。
今後は、高山大輝コーチが監督代行を務め、
部長は速やかに決定していくそうです。
選手の為にも早く決めてもらいたいです。
横浜高校野球部の報道
【横浜高野球部で暴言 部員証言】https://t.co/iMIUTdM4LX
横浜高校野球部の部長が部員に対し暴言や暴力を繰り返しているとして、問題視する声が現役部員から上がっている。監督が暴力を振るっていたという指摘もあり、学校側は「事実なのか調べなければいけない」。
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) September 25, 2019
横浜高校(横浜市金沢区)の野球部で、責任教師の金子雅部長(42)が部員に対し暴言や暴力を繰り返しているとして、問題視する声が現役部員から上がっていることが25日分かった。平田徹監督(36)がこうした暴言を黙認し、自身も暴力を振るっていたという指摘もある。神奈川新聞の取材に複数の部員が証言した。学校側は「事実なのか調べなければいけない」としている。
出典元:Yahoo!ニュース
横浜高校の現役野球部員から、金子雅部長の暴力や暴言を問題視する声が上がっているといいます。
また金子雅部長も、金子雅部長の行動を黙認し、金子雅部長自身も暴力を振るっていたという指摘をされています。
指導者がなぜ、暴力を振るってしまったのか、指導と暴力、暴言は全く違います。

金子雅部長が暴言や暴力
どんな暴言や暴力があったのでしょうか。
金子部長は日常的に
「死ね」
「殺すぞ」
「やめちまえ」
「クビだ」
といった暴言を頻発していました。
また複数の部員が
と話しています。
平田監督は、こうした金子部長の部員に対する暴言や暴力を横で見聞きしていても黙認していたといいます。
平田徹監督も暴力や暴言
平田徹監督自身も今年8月中旬、
約40人の全部員をグラウンドに集め、
練習でミスを重ねた部員の首を両手でわしづかみにして揺さぶり
「なんでできないんだ」
「だから使いたくないんだ」
などと罵倒するのを目撃されています。
また部員の首筋に残った爪の跡を、複数の部員が見ています。
このように野球部内では日常的にパワハラ、暴言や暴力が日常的に行われていました。
証言動画!
横浜高校の野球部員が、
暴力
暴言
について詳しく話しています。
金子雅部長は否定
金子部長は神奈川新聞の取材に対して
「『クビだ』は言ったかもしれないが『死ね』や『殺すぞ』は絶対に言っていない。手を出したことも一切ない」と答えた。その上で、「感情的になってしまい、自分自身を見失ったときもある。大いに反省しなければいけない」
と回答しています。
言っていないし、手を出したこともないと話しています。
また平田監督は金子部長の言動について
「見聞きしていない」
と否定しています。
自身の暴力については
「つかんだのは首ではなく肩。首の後ろの傷は、私が付けたものではない、と言い切れない」と答えた。練習中に激高し物を投げつけたことがあるとした上で「チームの成績が悪く、横浜高校という名門の看板を背負うことによるプレッシャーもあった。私に人間力がないということ」
と話しています。
金子雅部長はどんな人物?
金子雅部長はどのような人物なのでしょうか。
金子雅部長は、以前は応援指導部の顧問でした。
怒っているような口調ではあったものの、理不尽なことはなかったと言います。
元々口調がキツメな方なのでしょうか。
部長になったことで、大きなプレッシャーがのしかかり、今回のような暴言や暴力を行うようになってしまったかもしれません。
金子雅部長は、横浜高校のOBです。
25歳の時に社会科教員として母校に戻ってきました。
金子雅部長の実直な人柄が認められ、渡邊監督の元で裏方としてチームに貢献してきました。
野球部寮に週4日泊まり込み、週末は有望選手を視察するために全国を飛び回るという
プライベートの時間はほとんどないほど、野球に掛ける熱い情熱を持っている方です。
横浜高校の対応は?
指導者の暴言、暴力が明るみになった横浜高校は
今後の対応はどのようにするのでしょうか。
三原馨校長代理が
「指摘されていることが事実なのか。どのような形で行われたのか。本校として調査する。できる限りの対応をしたい」
とコメントされています。
【横浜高野球部 当面は活動自粛】https://t.co/PO1X3LLz1M
横浜高校野球部の金子雅部長、平田徹監督による部員への暴力行為、暴言が告発された問題を巡り、当面、野球部は活動を自粛すると校長代理が明らかにした。同校は今後、部員へのヒアリングを行っていくという。
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) September 26, 2019
また部の活動について
「当面のことを考えた場合、練習と対外試合は自粛ということにはなります」
と回答。
練習再開時期については
「いつまで自粛、とはまだ決めていません」
と話し、期限を設けずに自粛することにしています。
まとめ
学校側にはしっかり対応してもらいたいですね。
昔ながらの指導方法は、今は問題視されてしまいます。
暴力や暴言をいっても、問題になるだけで、いい選手を育てることは出来ません。
大変だとは思うのですが、1人1人に合わせた指導方法が必要なのだと思います。
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