熊本市の小学校で、全校児童を対象に行ったいじめに対するアンケートが、そのまま図工の授業で再利用されていたことが明らかになりました。
いじめの内容や実名も書かれていて、マル秘の文字も記載されていたのになぜこのようなことが起きてしまったのでしょうか。
いじめに関する調査文書が授業に再利用
熊本市の小学校で いじめに関する調査文書が授業に再利用されていたことが報道されました。
【学校側は謝罪】全校児童のいじめ調査文書を図工で再利用 熊本市の小学校https://t.co/NQ0KYmXiRJ
図工の工作用紙として使用。「つねられた」「たたかれた」といった内容や実名がそのまま書かれていたという。 pic.twitter.com/MkzUZyrHs2
— ライブドアニュース (@livedoornews) October 3, 2019
熊本市の小学校で、全校児童を対象に行ったいじめに関する調査文書が、そのまま図工の授業で再利用されていたことがNNNの取材で分かった。
これは2日、熊本市の小学校で子どもたちが授業で使った文書。「心とからだの健康観察より」というタイトルの横に「マル秘」の文字も記載されている。
1年生から6年生まで全てのクラスで行われたいじめに関する調査結果がまとめられていて、「たたかれた」といった内容や、子どもたちの実名がそのまま書かれている。この書類が、図工の工作用紙として使われたという。
この小学校では3日、教頭や教師が保護者の家を訪れて謝罪したという。また、熊本市の教育委員会も3日夜に会見し、謝罪した。
熊本市教育委員会・橋爪富二雄教育次長「関係した児童・保護者、市民の皆様に謝罪をさせていただきたく存じます。誠に申し訳ございませんでした」
教育委員会によると、調査文書は養護教諭が管理し、コピーを渡したのは校長、教頭、生徒指導の担当者の3人で、誰から流出したかは分からないという。
出典元:Yahoo!ニュース
どうしてこんなことがおきてしまったのでしょう。
これではいじめ調査の意味が全くありません。
タイトルの横にマル秘の文字
【いじめ調査文書 図工で再利用】https://t.co/DPtb79rjZ4
熊本市の小学校で、全校児童を対象に行ったいじめに関する調査文書が、図工の授業で再利用されていたことが分かった。文書には子どもたちの実名などが書かれていた。教頭や教師が保護者の家を訪れて謝罪したという。
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) October 3, 2019
『心とからだの健康観察より』というタイトルで横には『マル秘』の文字が記載されていました。
熊本市内の小学校、1年生から6年生までの全てのクラスでいじめに関する調査が行われました。
再利用された用紙には、その調査結果がまとめられており、
たたかれた
つねられた
といったいじめの内容や、実名がそのまま書かれていたといいます。
小学校はどこ?
いじめの調査文書を授業に再利用してしまった小学校は一体どこなのでしょうか。
気になったので調べてみましたが、熊本市内の小学校ということしか現在のところ分かっていませんでした。
10月3日、この小学校では教頭や教諭が保護者の元を訪れて謝罪しています。
しかし、本当にひどい話だと思います。
学校に対して不信感が募ってしまいます。
まとめ
いじめに対する調査を行った小学校でしたが、結果いじめの内容などをそのまま公開してしまいました。
危機管理能力が甘すぎます。
いじめられている子がまたいじめられてしまうことがなければいいのですが。
いくら謝罪にこられても、不信感はきえることはないのではないでしょうか。
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